●●夜度について●● 人間が神の力を使うたびに、人間の魂は神に近づきます。 神は概念であり、真理であり、本来であれば人間がおおよそ理解できるものではありません。 しかし祝詞や呪術など、神の力を覚え、使う事により、人の魂は神の領域に近づいていきます。 神の領域に近づくにつれ、魂は夜の食国(よるのおすくに・別記で詳しく書きます)へ近づいていきます。 そこは肉体を持った人間が行ける場所ではありません。 人間の肉体は現世を生きる器であり、枷でもあります。 夜度が上がるたびに魂は肉体から離れていきます。 夜度が限界を超えたとき、魂は肉体から離れ夜の食国に旅立ちます。 そうなった魂はもう肉体には戻れません。 魂は輪廻するのか、子孫を見守る祖霊になるか、大地に還るのか、いずれにしても人の身で知ることは叶わないでしょう。 魂亡き肉体は現世に残っていますが、いずれ朽ちます。 肉体を延命させる事は出来ますが、それは抜け殻にすぎません。 具体的には、古事記(原版)・日本書紀(原版)・またはそれに類似する記紀を読んだ時、祝詞・呪術を覚えた時・使用した時、溜まっていきます。 持っているだけでは特にデメリットはありません。 最初は0です。0からスタートし100まで溜まったら、そのキャラは永久ロストします。 基本的に夜度はほぼ、回復しないと思って下さい。セッションで1か2回復すればラッキーぐらいの考えで。 【用語集】 知っとくと、卓の傾向がわかるかもしれない。長いので●●祝詞・呪術●●まで飛ばしてもOKです。 ※造語もあります。 ※実際にあるものは参考資料を基に、独自解釈が入っています。 《夜に近い者(※造語)》・・・現世とそうではない世界・モノが見える者の事です。 高い霊力を持った者はこの世ならない世界・モノを見たり、感じたりできます。 現世よりも更なる高みに魂がある者はこの世のモノではないものが見え、力を使えます。 あなたの周りにもいませんか?見えないものが見える人が。 きっと、常人よりも夜の食国に近いところにいるのです。 しかしそれは精神を夜の国に近い存在にしてしまいます。 肉体の概念が薄れ、ある日その者の魂は夜の食国へ旅立ってしまうでしょう。 肉体は魂のない状態になり、生命を外的に維持させなければ死んでしまいます。 無理に生きながらえても植物人間と同じ状態です。 魂は既に別の世界に行ってしまい現世に帰ってくる事はほぼ、ありません。 夜の食国に行った魂はそこに住めば妖怪といわれる存在になるかもしれません。 あるいは更なる高み昇る事が出来れば神格を得るかもしれません。 それとも黄泉比良坂を通り、根の国に行き人としての死を迎えるかもしれません。 これは今は亡き夜の食国の者が語った言葉です。 真偽はわかりません。信じるも信じないもあなたしだいです。 《夜の食国》 この世ではない世界です。はっきりとした定義は現世の者はわかりません。 高天原の一部であるとも、夜の国であるとも、夜見(黄泉)へつづくとも、海の果てにある国であるとも言われています。 あるいはその全てなのかもしれませんが、現世の者が真理にたどり着くことはないでしょう。 唯一つわかっているのは、支配者が夜の王にして、月の神・月読であることだけです。 《根の国》 死んだ者が行く国です。 ここで大いなる祖霊の一部になるのか、自然に帰るのか、はたまた輪廻転生をするのかは この国の支配者、黄泉津大神が知っていればよい事であり、人が知るべき事ではないのかもしれません。 《高天原》 太陽神にしてすべての大和の民の皇祖神、大いなる天照大御神が治める天の国です。 この神は女神にして最も尊き神・三貴子(みはしらのうずのみこ)の一人であり、月の神・月読の姉神でもあります。 《古事記》《日本書紀》 うしなわれた原版はどちらも神の記述書として扱います。 (オリジナル設定) 日本書紀は木簡、古事記は紙 とします。 《三貴子》(みはしらのうずのみこ) 大和の最も尊き三柱神。 天照大御神・月読命(尊)・素戔男尊(建速須佐之男命)の事。 《月読》 夜の食国の王にして、月の神。 三貴子にして、天照大御神に次ぐ神格があると記されています。 日本書紀において、姉神たる天照大御神にほぼ匹敵する力と美称で記されています。 非常に神格の高い神にもかかわらず、どんな神であるか記した資料が殆どない謎の多い神です。 夜島では大変篤く信仰されています。 ●●祝詞・呪術●● 大和の神々が、神話的事象に苦しむ人間に授けてくれる、神の力の一部です。 大いなる神の力のほんの一部ですが、人間にとっては十分強力です。 呪術・祝詞は基本的に《日本神話と繋がる者》しか習得できません。 日本生まれの日本育ちであればまったく問題なく習得できますので、外国人探索者・海外で育った人間でなければ深く考える必要はありません。 強力で便利なものが多いですが、その分代償も大きいです。使用するたびに夜度はガンガン溜まります。 夜度は100になるとキャラが永久ロストしますので、ここぞという時に使用してください。 ちなみに、呪術・祝詞を覚えてクトゥルフの魔法を覚えることももちろん可能です。 自分が信仰する神(好きな神)は一柱神だけ夜度の習得、祝詞・呪術使用の固定値(ダイス分は半減しないので注意)コストが半分になります。(端数は切り捨て) ※堅苦しく考える必要なし。月読様神秘的で大好きなの!とか、自分、鹿島流なんでタケミカヅチ様ぱねぇっす!とか、近くにお稲荷さんあるしぃ〜、ぐらいでいいです。 神道なんで緩・・・寛容です。定めたほうが使用する際圧倒的有利ですが、特に定めなくてもかまいません。使用しない、という探索者もいるでしょうし・・・。 《祝詞・呪術の覚え方》 失われし神の記述書(木簡)、古事記(原版)・日本書紀(原版)の神の記述を読む(というより感じる)。 その瞬間、神と繋がる。神の概念を垣間見る事になるだろう。 自身に眠る記憶を呼び覚まされるかのように、神の事を理解する。 その神の力の一部を扱えるようになるだろう。 または、神に気に入られれば、神は力を授けてくれるかもしれない。 祝詞・呪術はPOW/2(端数切捨て)の数までしか習得できない。(そして1つは必ず《祝福・感謝の祝詞》になる) 前提条件は、その条件を満たしていなければ祝詞・呪術を習得できない。 祝詞・呪術は一瞬で覚えることが出来る。移動しながら祝詞を唱えることも出来る。 一度神話と繋がれば、神の力の強い場所にいけば、神の声を聞けるようになるし、影も見えるようになる。 また一度神話と繋がり信仰する神の祝詞を覚えれば、※神言霊 とついている祝詞・呪術以外は何時でも信仰する神の祝詞・呪術を覚えることが出来る。(神話と繋がり神様に一度でも祝詞を直に教えてもらえれば、次からは神様の息吹の感じる社に行けば新たに祝詞を習得できるという考え。よほど限定的な土着の神様でもなければ、大和の神様の社はそれこそ日本全国に点在するので)   《祝詞・呪術の特色・発動》 祝詞・呪術は指定がなければ、唱えたそのRですぐに発動する(発動にロールは必要ない) 習得に条件があるもので能力値が足りない場合、AF等で能力値が上昇している間は習得・使用は可能とする。 祝詞・呪術は”その他の行動”にあたる。 ●祝詞・呪術リスト● ※ここにあるのは一部です。シナリオによって新しいものも登場予定。 ※強力な祝詞・呪術ほど代償が大きく、習得に厳しい条件がある傾向。 《祝福・感謝の祝詞》 神・全ての神にたいして 消費MP1 習得夜度+1 使用夜度 1  祈ります。神社で皆やってると思います。感謝の気持を捧げましょう。 夜度をはらわず普通にお祈りする事ももちろん可能ですが、夜度を払えば確実に神様と繋がります。 (ただし、願いを聞くとは言っていない) やるべき事をやった後、天命を待つ。そういうPCが願ったら何か起こるかもしれない。 また、信仰するものは神である必要はありません。 極論から言えば金でも力でも、鰯の頭でも、信じているならそれが信仰です。 神を信じていなくても、何かを信じている場合はこの祝詞・呪術は使える場合があります。 《月読・来歴》 神・月読 消費MP6 習得夜度10 使用夜度 1d10+20  未来を読む事が出来る。この行動をしたらどういう結果になるか、という事がわかるようになる。 この祝詞・呪術を唱えたら、KPはPLがこの行動したらどういう結果になるか開示しなくてはならない。 例)目の前に扉が二つある。時間的にどちらかしかいけない。この扉を2つ開けたら何があるか知りたい、妖しい箱がるのでこの箱を開けたらどうなるか等。 罠や無用な戦闘を回避できるかもしれない。この祝詞・呪術はセッション中に1回しか使えない。 シナリオブレイクの危険があるので、KPは場合によってはこの祝詞を封印・使用不可にしてもいい。 《月読・心》 神・月読 消費MP3 習得夜度+6 使用夜度 1d3+4 心理学を覚えていなくても心理学と同じ効果がある上に、これは完全な読心術である。 ゆえに情報は正確であり、演技をしている者、対心理学の訓練をしているものにも効果がある。 ただし相手が祝詞を使われていると感づいたらPOW対決に勝つ必要が出てくる場合もある。 また完全な読心術なので、神格の化身の心の中を覗くととんでもない事になる場合もある。 心理学はオープンダイスで術者がふる。 技能値は術者のPOW×5になる。失敗してもわからなかった、となるだけで間違った情報は入ってこない。 ファンブルの場合はKPが状況によって判断する。 《満月の杯》 神・月読 消費MP4 習得夜度+8 使用夜度 1d6+10 一時的にPOWを引き上げる。引き上げるPOWは1d2+2、持続時間は1d3+3ターン。 POWが上がっている間はMP・幸運度もあがる。 複数にかける場合は消費MPと夜度を人数分払えば、一回でかけることが出来る。ダイスを振ってから単体・複数の選択可能。一人に重ねがけができる。 満月の夜に唱えれば、POWは1d2+3、持続時間は1d3+6ターン この祝詞・呪術はセッション中に1回しか使えない。 《新月の杯》 神・月読 消費MP4 習得夜度+10 使用夜度 1d6+10 狂気に陥った者の心を瞬時に鎮める。 具体的には、精神分析と同じ効果を発揮する。 対象者が見える範囲にいれば、隣接する必要はない。 新月に唱えた場合、必ずスペシャル以上の効果を発揮する (新月の夜に幸運ロールでCを出した場合、効果はC効果となる) この祝詞・呪術はセッション中に1回しか使えない。 《月読の杯》 神・月読 消費MP14 習得+40 使用夜度 2d20+35 セッション中、永久狂気に陥ってしまったものを正気に戻す。 正気度は使用者のPOWと同じ値まで回復。 復活者はPOW-1(永久消失)、1d10の夜度を得る(得た結果、上限は99で100にはならない) この祝詞・呪術はセッション中に1回しか使えない。 POW14以上の者でなければ習得できない。 《夜見還》 神・月読 消費MP16 習得夜度+50 使用夜度 2d20+40 セッション中、肉体的に死んでしまった者を復活させる。 復活時HPは1。復活者はPOW-1(永久消失)、1d10の夜度を得る(得た結果、上限は99で100にはならない) この祝詞・呪術はセッション中に1回しか使えない。 POW16以上の者でなければ習得できない。 前提条件:月読の祝詞・呪術を2つ以上習得している事。 《月読・荒御霊》※神言霊 神・月読 消費MP18 習得+50 使用夜度 3d20+60 POW-2(永久消失) 大いなる月読の力で、邪なる存在を討ち祓う。 どんな存在であろうとも(たとえ神格であっても)効果を及ぼす非常に強力な術である。 その分、代償はとても大きい。 必中・相手は避けれない(POW255との対抗は可能。対抗に勝った場合威力半減) ダメージ 5d10+40 ただし満月の夜は 5d10+50 になる。  ダメージを分けることで複数にあてる事も出来る。 この祝詞は信者のみしか習得できない。 生涯でPOW/9(初期値)の回数しか使用できない。2回目使用後はたとえ夜度が残っていても夜の国に旅立ってしまう(永久ロスト) POW18以上の者でなければ習得できない。 ※ダイス目しだいでは信仰していても、1回使用後に永久ロストの危険性がある。ほぼメガンテ。 前提条件:月読の祝詞・呪術を3つ以上習得している事 《鎮魂の音色》 神・月読・黄泉津大神・天宇受賣命 MP4 習得夜度+8 使用夜度 1d6+6   悲しみや怒り、荒ぶった魂を沈める。聞く耳を持たない荒ぶった魂も静まる。 この笛が聞こえる範囲に亡霊は近寄ってこれない。 また神降ろし(カムロシ)、神還(カムエリ)の舞を補助できる。 聞いたものに精神分析に近い効果を発揮する。 具体的には一時発狂を抑え、不定の発狂も一時的に抑える。 ただし不定の治療には使えない(あくまでその場での一時的なもの) また3分以上かけて行わねばならないので戦闘中は使用できない。 笛の技能が60以上ものでないと習得できない。笛ロールは必要なく成功する。 《黄泉還》 《夜見還》と同じ効果。信仰する神が 黄泉津大神 になる。 前提条件:POW16以上、黄泉津大神の祝詞・呪術を3つ以上習得している事 《黄泉醜女》 神・黄泉津大神 消費MP 2×α(※) 習得夜度+20 使用夜度 MP2消費ごとに1d3 黄泉の国の”黄泉醜女”が対象に纏わりつく。  敵一体の回避を下げる。持続ターン1d3+2 回避は使用したMP2に対し、1d6 の回避を下げる。 1セッションにつき1回のみ使用可能。この祝詞は信者のみしか習得できない。 ※αは威力分。例えば、MP2に対し1d6の場合、4d6にすればMPは8消費する。 信者が二人以上いた場合は重ねがけは2回までOKとする。 《根の国の影》 神・黄泉津大神 消費MP 2×α(※) 習得夜度+20 使用夜度 MP2消費ごとに1d3 根の国より這い出た無数の影が対象に纏わりつく。  敵一体の物理攻撃命中率(複数あれば複数)を下げる。持続ターン1d3+2 命中率は使用したMP2に対し、1d6 の命中率を下げる。 1セッションにつき1回のみ使用可能。この祝詞は信者のみしか習得できない。 ※αは威力分。例えば、MP2に対し1d6の場合、4d6にすればMPは8消費する。 信者が二人以上いた場合は重ねがけは2回までOKとする。 《八雷》 神・黄泉津大神 消費MP 3×α(※) 習得夜度+20 使用夜度 MP3消費ごとに1d4 暗黒の雷を敵に放つ。ダメージを分けて複数の敵に放つ事も出来る。 霊的雷なので物理攻撃が通らない相手にも有効。 MP3につき1d6の雷を放つ。相手は避けれないが術者とPOW対決に勝てば、ダメージは半減できる。 1セッションにつき1回までしか唱えられない。この祝詞は信者のみしか習得できない。 ※αは威力分。例えば、MP3に対し1d6の場合、4d6にすればMPは12消費する。 《宇迦》 神・宇迦御魂神(稲荷神)・豊受大神  消費MP4 習得夜度+10 使用夜度 1d6+6 食べ物の神の力で、体力を回復する。回復するHPは1d2+2。目に見える範囲にいれば隣接する必要はない。 1セッションにつき、1人1回までしか受けれない。(術は何度でも唱えられる) 《大宇迦》 神・宇迦御魂神(稲荷神)・豊受大神  消費MP10 習得夜度+20 使用夜度 1d10+10 食べ物の神の力で、体力を回復する。回復するHPは1d4+4。目に見える範囲にいれば隣接する必要はない。 本来であれば回復しないような傷でも神の力で回復できる。(神格に傷つけられ、傷口が化膿して塞がらない等) 1セッションにつき1回までしか唱えられない。1セッションにつき、1人1回までしか受けれない。 POW12以上の者でなければ習得できない。 前提条件:《宇迦》を習得している事。 《宇迦御魂神》 神・宇迦御魂神(稲荷神)・豊受大神  消費MP14 習得夜度+30 使用夜度 2d8+25 食べ物の神の力で、体力を回復する。HPは全快。目に見える範囲にいれば隣接する必要はない。 本来であれば回復しないような傷でも神の力で回復できる。(神格に傷つけられ、傷口が化膿して塞がらない等) 1セッションにつき1回までしか唱えられない。1セッションにつき、1人1回までしか受けれない。 POW14以上の者でなければ習得できない。 前提条件:《宇迦》《大宇迦》を習得している事。 《建御雷之男神・武神》 神・建御雷之男神 消費MP6 習得夜度+20 使用夜度 2d4+12 天津の軍神であり武神であり雷神である神の力により、戦闘力を上げる。 戦闘系の攻撃技能一つ(任意で選べる・飛び道具も可)に+20 技能最大値は99。狙った場合はここからさらに加算できる。 この祝詞がかかっている間は自分が移動する際、攻撃がマイナス修正になることはない 武道、MAを所持している場合は一緒にキック、パンチ、組み付き、頭突きのどれかを上げられる。 神様の由来から、日本刀と組み付きは技能修正+30になる。 ダメージはキック・組み付・日本刀きなら 2d6 、 パンチなら 2d3 加算される。 その他の近接武器、頭突きは 2d4 加算される。 ただし飛び道具にはつかない。 持続ターン1d2+2 1セッションにつき、1人1回までしか受けれない。(術は何度でも唱えられる) 複数にかける場合は消費MPと夜度を人数分払えば、一回でかけることが出来る。 ダイスを振ってから単体・複数の選択可能。一人に重ねがけはできない。 この祝詞・呪術はSTR13以上、MA・武道もしくは、組み付きもしくは、日本刀が75%以上のPCでないと習得できない。 《建御雷之男神・軍神》 神・建御雷之男神 消費MP6 習得夜度+20 使用夜度 2d4+12 天津の軍神であり武神でであり雷神である神の力により、防御力を上げる。 持続ターン1d3+2 STRが12までの者は物理防御点+1、CON+1になる。(その間、HPも一時的に増える場合がある) STRが13〜16までの者は物理防御点+2、CON+2になる。(その間、HPも一時的に増える) STRが17〜21までの者は物理防御点+3、CON+3になる。(その間、HPも一時的に増える) 1セッションにつき、1人1回までしか受けれない。(術は何度でも唱えられる) 複数にかける場合は消費MPと夜度を人数分払えば、一回でかけることが出来る。 ダイスを振ってから単体・複数の選択可能。一人に重ねがけはできない。 この祝詞・呪術はCON14以上、INT12以上のPCでないと習得できない。 《建御雷之男神・雷神》 神・建御雷之男神 消費MP 3×α(※) 習得夜度+20 使用夜度 MP3消費ごとに1d4 雷を敵に放つ。ダメージを分けて複数の敵に放つ事も出来る。 霊的雷なので物理攻撃が通らない相手にも有効。 MP3につき1d6の雷を放つ。相手は避けれないが術者とPOW対決に勝てば、ダメージは半減できる。 1セッションにつき1回までしか唱えられない。この祝詞は信者のみしか習得できない。 ※αは威力分。例えば、MP3に対し1d6の場合、4d6にすればMPは12消費する。 《建御雷之男神・戦の心臓》 神・建御雷之男神 消費MP POW/3 習得夜度+10 使用夜度 POW/3 戦神の鼓舞により、セッションの戦闘中1回、一時発狂、不定発狂を抑える。 発狂は抑えられているだけであって、戦闘が終了すれば発狂するので注意。 またこの祝詞は発狂する前に唱えなくてはいけない。発狂してからでは祝詞を唱えられない。 具体的にはSANチェック前に唱えたほうがいい。 戦闘前に発狂しても大丈夫な、保険的な意味でかける使い方になると思われる。 この祝詞は信者のみしか習得できない上に、術者にしかかけれない。 信者のみ習得祝詞なので、固定値の減少はない。 《建御雷之男神・化身》※神言霊 神・建御雷之男神 消費MP12 習得夜度+30 使用夜度 3d10+40 天津の軍神であり武神でであり雷神である神の力の一部をその身に具現化させる。 敵から受けるダメージは最小値(物理のみ)に、自身のダメージは最大値(物理のみ)になる恐るべき祝詞。 物理が効くなら神格にもダメージが通る。 しかし神の力を具現化させる事により、自身の魂は夜の食国に大きく近づく。 この祝詞を使った者はCON、STRを-1永久的に失う。 この祝詞はSTR/2回(初期値)しか使えない。持続ターン1d2+3 この祝詞・呪術はSTR・CON・POW13以上、のPCでないと習得できない。 《思金神・解体新書》 神・思金神 消費MP3 習得夜度 10 使用夜度 1d3+4 唱えれば敵のステータスを開示させる事ができる。通称ライブラ。 《思金神・八意》 神・思金神 消費MP3 習得夜度 10 使用夜度 1d6+6 術者本人の学術技能を唱えた次のロール時に1回、+30する。技能上限は99。 セッション中1回のみ使用可。クトゥルフ神話技能に加算が出来ない。 重ねがけはできない。学術技能はKPが判断する。 《思金神・八意・改式》 神・思金神 消費MP7 習得夜度 10 使用夜度 2d6+10 術者の学術技能を唱え他PCが1つ・1回だけ使用できる。技能値は術者本人と同値になる。 重ねがけはできない。学術技能はKPが判断する。セッション中1回のみ使用可。 _____________________________________________ とりあえずここまで。取り急ぎ、必要であろうというものを記載しました。 これは一部です。セッションによってまた追加されていきます。 今回は夜島なのでどの神様の祝詞・呪術が出てくるかはお察しで。 あと、お稲荷さんは庶民に非常に親しまれてる神様ですので、わりにどこの地域に行っても奉られてます。 ここに書いたものは比較的早く登場させます。 後は、芸術系(アメノウズメ命)、移動系(猿田彦命)、医術系(少彦名命)は確実に祝詞・呪術が存在します。 トリッキー系の神様、まつろわぬ神様、国津神様の祝詞・呪術もでてくるかもしれません。 自分のPCにあった祝詞・呪術を覚えたいと思うので、そういう祝詞・呪術を持ってそうな神様が出てくるまで覚えないのも手。